パレス花婿ブログ

パレス花嫁ならぬパレス花婿が結婚式について書いていく場所です。こういう内容はnoteでやるべきだと思ったけどこちらの方が書きやすいので。

結婚式場選びに関するメモその2. 式場見学 & イメージづくり

さて、結婚式場カウンター(以下、カウンター)の助けを借りて結婚式場を選んでいきます。

お2人はどういう結婚式がしたいですか?と言われ

楽しい感じ(小学生並の感想)

それは冗談ですが、式場選びの序盤では2人のイメージも固まっておらず中々自分たちの要件が出せません。一般的には「雑誌や話し合いだけで2人のイメージを固めよう!」と言われてますが、机上だけで固めるの無理やん!というのが正直なところでした。てことで、個人的にはまずいったん式場見学に行くのをお勧めします。 就活する時はまず企業説明会に行ってみよう!ってのと同じですな。

ただ…結婚式場、見学に行くとどの会場も良く見えてしまうので、勢いで契約しちゃったり「ここでいいか」と妥協してしまうのもまた事実。我々は謎に粘り強かったので6,7か所くらい見学してじっくり決めましたが、そうできない人は見学する前にちゃんと2人のイメージを合わせた方がいいかもしれません。

ちなみにですが、人によっては「親が納得する会場」とか「絶対に演出で○○できる会場!」と最初から拘り条件が決まっている場合もあるようで、そっちの方が逆に選びやすいなぁと思ってしまいました。

とはいえ…式場選び選択のステップ

大まかに、以下のステップを踏むことで結婚式場を選ぶことが出来ると思います。

  • ステップ1. 結婚式場業界の価格構成を知る
  • ステップ2. 自分たちの希望する式場のイメージを固め、必須条件を設定する
  • ステップ3. 細かい条件を確認する

実際には、ステップ2⇔ステップ1と行き来したり、ステップ3⇔ステップ2やステップ3⇔ステップ1を行き来することになります。 ステップ2で自分たちの希望する式場イメージを固めた後、それが実現できる相場はいくらくらいかを調べたり、ステップ3で細かい条件を確認していたら、それがステップ2の必須条件に格上げされたりするからです。

ステップ1. 結婚式場業界の価格構成

相場が分からないと何も判断できないね、ということで、2,3箇所会場を回って見積もりをもらうのをお勧めします。ざっくり言うと以下のような感じ。

  • 料理・ドリンク・ケーキ:30%~35%:1,500,000円 ~ 2,000,000円
  • 披露宴会場使用料:6%~8%:300,000円 ~ 400,000円
  • 挙式料:4%~5%:250,000円~300,000円
  • 装花:3%~4%:200,000円~250,000円
  • 写真・ビデオ:8%~10%:400,000円~500,000円

これに加えてドレス代がありますが、それは別で書きます。購入とレンタルで話が大きく変わってくるし…。ちなみに、新婦の好みによりますが、レンタルでも1,000,000円くらいは見た方が…って感じです。。。

さて、ドレス代以外の項目について、見積もりチェック字の注意点です。

「料理・ドリンク・ケーキ」の注意点

一番細かくチェックすべきもの。

  • 料理
    • 何品の料理?写真をチェック。
  • ドリンク
    • 飲み放題に何が含まれているのか?ウェルカムドリンクは?など
  • ウェディングケーキ
    • 入刀用のケーキとふるまわれるケーキがどっちも入っているか?

 「披露宴会場使用料」の注意点

基本的に会場側の言い値なのでチェック不要。音響費用やプロジェクタースクリーン使用料金など細かいポイントはいくつかあるのですが、金額的には大きくない(といっても数万円…)ので、余裕があれば比較するくらいでいいです。

「挙式料」の注意点

これについても会場側の言い値なので、特にチェックは不要です。キリスト教式、人前式、神前式で料金が変わる場合があるので、そこくらいかな。

「装花」の注意点

本当は細かくチェックしたいのですが…。装花についてはフローリストさんの腕前次第で格安だけど豪華!とか出来るので、この時点では何とも言えないかもしれません。

「写真・ビデオ」の注意点

写真のカット数、ビデオはオープニング & エンディングなのか、片方なのかなどをチェック。会場によってあまり差はない項目だけど、見積もり精査時には条件を整えたいので、各会場で同じようなカット数、同じようなビデオ作品で比較しましょう。

ステップ2. 自分たちの希望する式場のイメージを固め、必須条件を設定する

例えば我々であれば、会場を回っているときに以下のように価値観が固まりました。雑誌を見たり、話し合いをするだけでは固められなかったかもしれません。

  • 一番重視するのは披露宴会場
    • 窓があって光が入る所がよい
    • どの席からでも新郎新婦がしっかり見えるように
  • 都内のアクセスしやすいところがいい
    • ゆかりのある土地、というのがないので友達や親戚がアクセスしやすいのがいい
    • "結婚式感"のある土地がいい
      • 極論だが、新橋のように仕事のイメージがある場所は嫌
  • 友達が既に挙げている結婚式場は避ける
  • ある程度、大人っぽい結婚式場にする

これだけでも会場が絞り込みやすくなりますし、もっと細かい条件、例えば○○という演出がどうしてもやりたいとか、駅から濡れずに行けるところとかがが固められれば、もっと会場選びが楽になります。

ステップ3. 細かい条件を確認する

ステップ2までで結婚式業界の相場観が身についてきて、自分たちの希望も固まり、候補になる会場も絞り込めたと思います。この段階で、候補会場に対して細かい条件を確認して、契約後に想定外のオプション費用がかからないことを確認しておきます。とはいえ、ここで何かあったとしてもここまで絞り込んだ会場を落とすということは現実的には難しい。我々の場合、このステップで「項目入れ忘れてたのでプラス10万円」とかあってイラっとしたのですが、(交渉しても値引いてくれなかったので)そのまま進んじゃいました。

余談:結婚式場側の"日程"の売り方

結婚式場に希望日程を出すと「この日がちょうど空いてます!契約するなら今です!」と言われることが多々あります。ただ…これについては半信半疑です。というのは、とある会場で空き日程を伝えて「この日だけ空いてます!」と言われた後、こちらのミスでその日程がダメで別の日程をお願いしたところ「調整してその日を空けました!」と言われたからです。ただ我々が選んだパレスホテルの会場だけはマジの人気会場みたいで、ドレス屋さん・タキシード屋さんに行って日程を伝えるたびに「よくその日程で取れましたね」と言われるので、本当にその日だけが空いているパターンもあると思います。

どちらにしても、本当の空き日程は新郎新婦側には分からない。ここは結婚式場側に主導権があるところだな、と思いました。